10月1日

46話マジック対決
「ゾナー!私が相手よ!!」

アイリに引き続き、ミクがゾナーと対決をすることに。
ゾナーは余裕をブチかましているが……?
「今度はミクゾナね!」
ミクは、前回のアイリのとき同様のマジックにチャレンジするつもりらしい。
扇状に広げ、数字が見えない状態のトランプをゾナーに差し出す。
「さあ、選びなさい!」
やっぱりキレ調のミク。。。
ゾナーが一枚トランプを引く。

スペード 1

「………。」
ゾナーは怪しい目つきをしているが…何か言いたいのだろうか?
「……好きなところに入れなさい!」
無言のゾナー。黙ったまま言われた通りにカードを戻す。
ミクは、ゾナーがカードを戻すと扇状にしていた全てのトランプをきりだした。
「で?次は?」…ゾナーが目でそう訴える。
「……………(微笑)」
きり終わったトランプは、やはり数字が見えない。
ミクは含みのある笑みをこぼすときり終わったトランプを揃えた。
「あなたの選んだカードはここにあります。」
そう言うと、ミクはきり終わった一番上から一枚カードを引く。
引いたカードはなんと、先ほどゾナーが選んだスペードの1
「…ほーぅ。なかなかやるゾナね。」
ゾナーは驚いてはいないようだ。すると、ミクは続けた。
「このカードを一番下に入れます。
あなたの選んだカードは今、どこにありますか?」
そう言って、カードを一番下に入れて見せた。ゾナーはワケが分からず、一喝(?)
「何をくだらんことを……。一番下に決まってるゾナ!!」
ミクはニヤリと笑う。…そして。
「…いいえ、まだ一番上に残っています。」
一番上のカードをめくると……一番下に移動させたはずの
スペードの1がしっかりとそこに残っていたのだ。
「………¿¡……な、何故だ?!」
かなり驚いているゾナー。そんなゾナーにミクが一言。
「さあ、約束通り…人形をよこしなさい!!」
ゾナー。人形を返したら出番が無くなるのでは…?と思いきや。
「ワタシのマジックを見破ったら、返してやってもいいゾナ!」
「何言ってんのよ?!」
「それじゃ約束が…」
当然のごとく、スタフル2のブーイング嵐がきてしまった。
「…#……フンッ!!」
サイガーから貰ったはずのマントを翻し、スタフル2を無理矢理黙らせるゾナー。
…ちょっと大人気ない?
「…シーっ!」
「静かにしろ」と言いたいのであろうが、何も例によって人差し指を立てなくても…;;
その人差し指にはめていたドクロの指輪を外して。
「このドクロの指輪がどちらの手にあるか当てられたら、
(人形を)返してやってもいいゾナ。」
そう言うと、ドクロの指輪を右の手へ左の手へと移動させ始めたゾナー。
だんだんスピードが上がってきて、目では追いつけない速度にまで達する。
そしていきなり。
「指輪はどっちにあるゾナ?」
「ぇえ?!」
…分かったらすごいよ?
さて、続きは来週分へ